2012/03/27

パリの屋根裏

本当のパリを見たことあるだろうか?






旅人が間借りするパリは多分こんなかんじ。

だが、
本当のパリ(棲む人のパリ)はこんなカンジ。

そう、生活感のあるパリはこっちなのだ。

これはあるホテルの屋根裏部屋から撮った1枚。
屋根についた窓に、机と椅子によじ登ってだ。

煙突がこんなにいっぱい。
こんなパリ、ツーリストには想像できないだろう。

パリは、景観を大事にしている。外に洗濯物を干してはいけないそうだ。

大抵の建物は、中庭を持つ「ロの字形」だ。
これは、中庭から各部屋に光を届けられ、平等で合理的だ。

そして、ロの字の内側には生活感が
ロの字の外側は対面を何より大事にしエスプリを気取る、如何にもパリジャンらしい。

ママンを呼ぶ子どもの声、
誰かの鼻唄、食器の音、

たまには、星の低いホテルに泊まってみるのもいい。
「ホテル レカミエ」
最上階は風呂・トイレ共同。
ひとつ下の階までエレベーターあり。


Hotel Recamier
3 bis, Place Saint Sulpice, Paris, フランス

(サンシュルピス教会南隣/最下部にロケーションリンクあり)


検索してみたら
ホームページ持ってるし、綺麗になってる!
たぶん改装しちゃったんだな。 もう、水回り共有の屋根裏部屋もないかも。


Hotel Recamier(ホテル レカミエ)
9.11テロを、このホテルの新聞で知ることになった。
サマータイムが終わり、朝夕がちょっと肌寒く感じ、朝食に頂くホットチョコレートがうれしい、
そんな、忘れがたいホテルだった。

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