思い立ってまとめてみた
ここ数年で購入した 図録やその他。その6-1
2011年、4月。3泊4日の日程で臺灣(台湾)を旅行した。
その時に購入した、書籍や図録など
カテゴリ別、2回にわけてエントリーの予定。
1つめは、臺北故宮博物館に関する書籍を3つ。
故宮名品案内
Treasures of the National Palace Museum
国立故宮博物院 National Palace Museum 台灣旅行(2011年)
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琺瑯(ほうろう) いわゆる七宝焼きのこと。 これも、シルクロードを辿ってアジアに伝えられた |
599NT$ 約1800円 (NT$JPY=3円) |
博物院の売店で購入した。
売店といっても、入口にちょこっとあるカンジではなく、館内の真ん中にガラス張りの素敵な飾り付けがなされたものだ。
思わず引き寄せられてしまう。
この本は、日本語対応で博物院の収蔵品の中から(時に依って内容は変わるが)「これは見ておくべき」というものが写真だけの図録を越えて、 専属ガイド の存在である。
ところどころにある付箋のメモ書きは、別の書籍などから得た情報を帰国後書き足した。
次回はこれ1冊で1日かけて博物院を堪能するつもりなのだ。
ただこの本、
1点残念なのが、ルビがまったくないので知識のない人にはちょっと読めないかも...
堪能故宮in台北―半日で巡る故宮博物院の精華
(Taiwan通 4) [単行本]
(Taiwan通 4) [単行本]
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出発前、事前学習の為に購入。
収蔵品の写真は一切ない。
すべてイラスト。そこが、特徴を捉えていて、逆に判りやすい。
「曜変天目茶碗」を見た時、「あ、コレ何かの授業でやったわ!」と 思い出せるほどのイラスト巧さだ。
本文はページ上部2/3に記述されていて、残りの下部1/3に用語の説明など補足されている点も本の構成として、非常に良い。
全部アタマにたたき込んで、足りないところは 故宮名品案内 に 書き込む。
なにより、読み物として楽しく為になる点は「古代エジプトうんちく図鑑」と同じで、とても気に入っている蔵書のひとつとなった。
なんとなく見る から もっとよく見たい と、思うと人に鑑賞前の基礎知識と併せて新しい興味も提供してくれる、そんな1冊。 そして、この1冊でも十分博物院は鑑賞できる。必携の1冊。
台北 國立故宮博物院を極める
(とんぼの本) [単行本]
(とんぼの本) [単行本]
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会えたら幸せ30名品のうち1つ「陶磁器:汝窯 蓮花式温碗」だけは見ることが出来なかったのだが、
この本と館内案内図のお陰で「見ておくべきもの」は逃さず、しかも効率的に見ることが出来た。
この本は、庭についてもページが割かれていて、より深く博物院を知ろうとする人向けとなっている。
オールカラーの写真で、とても綺麗だ。
ちなみに、2003年だったかに、国際的な流れとともに館内収蔵品の写真撮影は全面禁止となってしまった。
2001年に行く機会を逃してしまったのが今でも悔やまれる。
博物院は、当日チケットに限り再入場可能だ。(おそらく、特別展は除外)
隣接している「故宮晶華 || Silks Palace at the National Palace Museum」などで昼食をとりつつ1日過ごすことができる。(他にもカフェテリアはいくつかある)
次回の臺北國立故宮博物院訪問は、万全の準備で臨みたい。
毛公鼎(もうこうてい) また見たい。
※追記※ 16:00 mai19 / 2012
蓮花式温碗も「30名品」の一つだと思っていたら、
その前の項で「汝窯特集」が組まれていたのと誤解していたらしい。 つまり筆者が示した「会えたら幸せ30品目」に該当しない。
ちなみに、著書内では「汝窯 青磁輪花碗」が掲載されているが、同じモノではないかと思うほど似ている。
【このエントリーに登場した書籍】
【関連ページ】
● 國立故宮博物院 National Palace Museum 9カ国語対応
● 故宮晶華 || Silks Palace at the National Palace Museum 3カ国語(4言語)対応
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