2012/05/05

最近オススメの展示|九州国立博物館特別展



GWも終盤ですが、
「近場のお出かけ」でオススメなのは


九州国立博物館の特別展示

平山郁夫 シルクロードの奇跡 - 人類の遺産にかけた画家の人生 -









平山郁夫画伯の作品は 奈良薬師寺の玄奘塔北側にある大唐西域壁画殿に奉納されている
玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」 と対面したことがある。

堂本印象といい、この方といい、日本画家の方はかわっておられる。
...というか、かわった日本画家が私の好みなのかもしれないが。
ちなみに 壁画は大きすぎて、全体を掴めないのがよろしくない。
適度なサイズではないと印象が逆に薄まる。渾身の作なのに、、、






シルクロードというと

子供心に初めて「異国」を意識させたキーワードだ。
1980年代に放送された NHK特集「シルクロード」 懐かしく思う方も大勢おられるでしょう。※この頃はNHKスペシャルではなく「特集」

両親に頼んで連れて行ったもらった シルクロード展で見た「紺瑠璃杯/正倉院所蔵...たぶん」は今でも覚えている(というか、それしか覚えていない・笑)


それより少し前にヒット曲となった 異邦人(久保田早紀)も「外国の話なんだな〜」と思いはしたが、経験乏しい子どもの想像力ではそれほどでもないわけだ。
それより、ピアノ弾きながらなんで歌えるの?と、ピアノを習っていた当時そればかりが不思議だった。


石坂浩二の淡々とした語り口調、
喜多郎の「シルクロードテーマ曲」と 砂漠を行くキャラバン隊のラクダが当時を鮮烈に思い出させる。




私が未だ、日本から「西」にしか旅立てず、中央アジア・地中海を囲む東アジア・北アフリカに惹かれる理由はこのへんにあるのかもしれない。(この時代まだヨーロッパは文化として確立されてなかったからね)
 具体的には、トルコ ヨルダン・シリア エジプト モロッコ チュニジア ギリシャ クロアチア フランス イタリア スペイン・ポルトガル  などなど...である





出陳目録によると、重文8点を含む109点。
平山郁夫氏の特別展示は5月27日までデス。


行けるなら、私も行きたいが... 無理そうだ (>_<)




【関連ページ】

特別展『平山郁夫 シルクロードの軌跡 - 人類の遺産にかけた画家の人生 - 』|九州国立博物館
伽藍のご案内 玄奘三蔵院伽藍-薬師寺公式サイト|Guide-Yakushiji Temple
京都府立 堂本印象美術館公式ホームページ
平山郁夫シルクロード美術館|八ヶ岳高原




"Yakushiji Temple", "Special Exhibition Gallery", "KYUSHU NATIONAL MUSEUM", L'Étranger, "Silk Road"

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