思い立ってまとめてみた
ここ数年で購入した 図録の一部。その3
フェルメール<地理学者>とオランダフランドル絵画展
豊田市美術館(2011年)
表紙はもちろん、フェルメール《地理学者》 大航海時代の幕開けを軸に展開。 |
ヤン・ブリューゲル(父)の 《ガラスの花瓶に生けた花》 |
レンブラント、ルーベンス、フランス・ハルス などなど、盛りだくさんだった。
フェルメールの「青」はいつ見ても目が覚める。
特別出展で神戸市立博物館からの東インド会社の航海図や地球儀の展示もあった。
フェルメールとレンブラントがセットになったスペシャルチケットを購入。後を追いかけるように開催されたレンブラントも見に行った。
フェルメールとレンブラントは、ものの形を光(と影)で表現するのが本当に上手だと思う。
掴むことのできるはずもない光を彼らはしっかり手に握っていると思う。
余談だが
この豊田市美術館は、館としての楽しみも大きく、個人的にも大好きな場所だ。
レンブラント
光の探求/闇の誘惑 版画と絵画 天才が極めた明暗表現
光の探求/闇の誘惑 版画と絵画 天才が極めた明暗表現
名古屋市美術館(2011年)
レンブラント 光の探求/闇の誘惑版画と絵画 天才が極めた明暗表現 名古屋市美術館(2011年) |
レンブラントの自画像 |
銅版(色のない世界)を知り尽くした男が手がけた絵画は闇に満ちあふれている。
誰が好きか?と、聞かれたら 迷わずレンブラントと答えるだろう。
ただ、絵画ならフェルメールの光の方が好きだ。闇ならレンブラント。
ただ、絵画ならフェルメールの光の方が好きだ。闇ならレンブラント。
銅版画は弟子との共同作業だからなぁ... 「レンブラント工房」が正しいかも。
銅版画は、版によって何度でもやり直せる。
普段、バラバラの所蔵であるそれらが
「レンブラント展」として一貫して見られるというのは企画展示ならではである。
油彩、版画、銅版など全部で124品 展示だったかな。
油彩、版画、銅版など全部で124品 展示だったかな。
《エッケ・ホモ(民衆に晒されるキリスト)》 |
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全部でVIII(全8版)あるうちの
5th(第5ステート:アムステルダム国立美術館 蔵)と8th(第8ステート:レンブラントハイス 蔵)。
他に大英博物館所蔵も展示されていて、作者の試行錯誤の跡が判る。まるで間違い探しのようだ。笑
こうした展示技法は企画展ならではで評価が高い。
版画は紙によっても雰囲気が変わる。
驚くことにレンブラントは和紙の作品も多数残していた。
【関連ページ】
➤ 豊田市美術館 | Toyota Municipal Museum of Art
➤ 名古屋市美術館 | NagoyaCity Art Museum
➤ Rijksmuseum Amsterdam, het museum van Nederland アムステルダム国立美術館
➤ Museum Het Rembrandthuis レンブラントハイス(レンブラントの家)
➤ The British Museum 大英博物館 見学
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➤ Toyota Municipal Museum of Art 豊田市美術館
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