台湾高鐵に乗るまで(臺北站)について も ちょっと触れておく。
台北車站 臺鐵のマークが入っているが、高鐵・MRT駅が隣接している。 |
大陸(中国)北方の歴史的建築様式 |
台湾は、日本語がわかる人が比較的多いし、街の表記にも日本語が溢れている。
大陸(中国本土)と比べて、台湾では「漢字」を略して現代風にしていることが少なく、日本で使われている漢字に近い。
それ故、本当にすんなり私たちの中に入ってくるという点や、どうも「大陸の大声で話す文化」に馴染めないという点も同じ島国の民族として似たようなアイデンティティを持っていると感じる点も、親しみ易さを増大している。と、個人的には思っている。
この「大陸の人」というのは、台湾人のヒトから聞いた言い回し。なるほど
ま、昭和20年までの半世紀余りの「近代の礎」的時期に、日本統治時代であったということがどうのこうのというのもあるとかないとか...。 実際、鉄道などのインフラはその時のものだし。
台湾高鐵のwebページは、ダイヤや運賃の事前検索ができて便利なので、是非チェックしていただきたい。きっと、想像以上に簡単だから。(リンク先は日本語対応ページ)
臺北から、左營站のある高雄市まで台湾の0時から9時を通って6時までの反時計回りで南下するルートで1時間半〜2時間だ。
従って、
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と、示されている。 ※いずれも台中站にて撮影 |
素人考えで「これから路線が花蓮とかに延伸したらこの表現混乱するよね、どうするんだろ?」と、思っていた。
ら、その心配はないんだそうだ。 たぶん、延伸しないから だそうな。
なんだか
大きさだけでなく、その路線まで九州に似てる。
福岡から始まる、右回り(ソニックはあるけど基本「にちりん」の大分方面廻り)・左回り(新幹線が開通した熊本方面廻り)と全く同じような気がしてきた。
臺北站での話も触れておく。
台北駅の出入り口は、東西南北に各3つずつ、合計12カ所あるようだ。(建物の話/先のエントリーでも触れているが、改札・プラットホームは全て地下にある)
臺北站 高鐵切符売り場。 地上階、駅東出入口(南より)付近にある。 |
切符売り場は地下にもあり、そちらは当日券のみの発売。
つまり、ここは翌日以降の予約可能な切符に対して販売する窓口であったということだ。
国鉄、乗車券売り場は駅中央に2カ所。背中合わせに配置されている。 |
そして、大きい。
有人発券、機械発券が並んでいる。機械はおつりが出ないので、おつりが必要な時は有人窓口で発券してもらう。
列車によっては停車駅が結構細かく違うので、小さい駅に行く時は有人窓口で聞く方がいいかもしれない。
上の
驚くことに、どうやら機械発券と有人発券では切符の色が違うのが台湾国鉄の流儀らしい。
このヘンの話は「瑞芳站経由で九份へ行く」件あたりでエントリーしよう思う。
話を戻すと
もし、高鐵切符売り場が解らなくてもぐるっと一周すれば いずれ高鐵の売り場に遭遇するので心配ない。
高鐵窓口(1F)で、相談しながら買えるし、事前にwebで予約した席を発券してももらえる。
実は、1つ前の8時30分発はビジネスの並び席が満席だったので「席は隣同士がいいわね」と、次の便(8時36分発)を発券してくれた。 ちなみに、カードでお支払い。
ここのおねえさんも美人だった。
切符を入手したらこの案内を目印に 改札階(地下1階)へ下りていく。 |
実際のプラットホームは地下2階となっている。
地下1階の改札前 |
改札は左右に別れていて、1-6号車/7-12号車と表記されているが、
プラットホームで繋がっているので間違って入構したとしても問題ない。
自動改札は、挿入向きが一方向でしか受け付けない仕様だ。
裏向き矢印方向に入れなければならない。
写真にみえる セブンイレブンとファミリーマートのマークは「これらのコンビニでも予約したチケットが受け取れます」という意味のことが書いてあるのだ。 日本のではなく台湾の...ですから。念のため
こうして、構内に入っていったのだ。
ちなみに、臺北站のプラットホームは、2つに別れているので、出発便をよく見てから下りる必要がある。(ターミナルなので、降車用ホームと出発用ホームに使い分けてはいるだろうけど、、、確認はしていないのでただの憶測。)
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