早速、工場を見学することに。その後、別室でセミナー
実は、麦汁を移した発酵槽も撮影していたのだけれど、ガラス張りであまり綺麗に(何だか解るように)撮れていなかった。 残念。
発酵槽は入るなり、「アミノ酸」ぽいニオイがした。 強いて言えばかつお節のお出汁のような そんなニオイ。
まだまだお酒とは結びつかない薫りだ。
ここは、発酵後のもろみをポットスチル(蒸溜釜)で初蒸溜・再蒸溜と2回蒸溜される。
左右に6基ずつ並ぶポットスチルは、銅製らしい。 けれど、うちの銅ケトルなんてすごく汚い。 なんでこんなに綺麗なんだろう? と、不思議でたまらなかった。 ちなみに、これらのポットスチル。 みんな形が違う。 だから「重いの」とか「軽いの」とかいろんな原酒を生み出せるのだそうだ。 その数、なんと100種類以上という。それが利き分けられるってものすごいことだよね。 |
ちょっと暑いのだけど、 ものすごくいいニオイ。 離れがたい場所であった。
蒸溜室を出ると 「ニューポット」という 蒸溜釜から溜出してくる蒸溜新酒の香りを試させてもらえる。
感想は 「うーん...」とか「ああ~」とか、いったかんじ。まだ感動はない。
個人的には、蒸溜中の香りの方が好きだ。
これが、樽に詰められて 熟成され、「ほぉ~!」という あの感動となるのだなと。
続いて、
階段で移動して、貯蔵庫を見学する。
いろんなワイナリーでも同じような光景を見てきてはいるが、ウイスキーの貯蔵庫は初めてだ。
なんだろう、このワクワク感。
こんなのが何列も並んでいる。出口は遙か向こうだ。
ガイドのおねえさんが、とりわけ北海道産の樽について説明していたように記憶している。
なんでも、長期熟成すると お香(伽羅香)のような香りがするのだそうだ。
ちなみに、うちのコは パンチョンの山崎をショップで購入していた模様。 まだ飲んでないんだけど、というか、ウチで姿を見かけない。 どこかに持って行っちゃったのかな |
木の樽は呼吸している。 そして、原酒がゆっくり蒸発していく という説明なのだけど。 毎度思うが どうして、漏れないの? それが不思議。 もちろん、画の左側がより年を重ねた原酒。 色もグッと濃く、そして蒸発により少なくなっていくのだ。 |
これで、一連の説明は終了。
貯蔵庫の樽の間を通って外に出るのだけれど
よくよく樽を見ると
こんなの 1999年、100周年記念の樽 や、 ←これは気づいている人居なかったな
こんな 1924年、最初の熟成樽 ←これはいくらなでも気づいてたと思うけど。
これは、以前個人所有だった樽だという。
なんというか、ちっこいレンズのコンデジで フラッシュ焚きまくって、 かなり不愉快だったな。
フラッシュ撮影禁止にしてほしいな。
人間だってストレス感じるくらいだから、ウイスキー達もきっとストレス感じてる。
あと、大声で話す人もやだなー と、思ったのだった。
2010年11月8日、サントリーが手にした 3つの栄冠の一つに「ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」というタイトルがある。
この賞は、その年最も高品質な製品を生み出したウイスキーの作り手に贈られるものだそうだ。
つまり、その年の一番のウイスキーを作り出したと世界が認めたということなのだ。
その一部を公開し、何のチェックも厳しい消毒もなく簡単に入れてしまうという懐の深さに とても感動するとともに、
昨今の異状気象や、テイスティングコーナーに「ご遠慮下さい」と書いているにも関わらず、勝手に持ち込んだつまみを食べているのを見かけると 訪れる客はもっと自覚しなければ、そのうち閉鎖になるんじゃないかな と、思った。
(テイスティングコーナーで影響与えないおつまみ販売してくれたらいいのにな、ダメなのかな。)
外に出ると、裏には綺麗な水鏡と森。
どこに水があるか、この画でわかるだろうか。
この水の兄妹たちが、山崎やプレミアム・ソーダになっているんだね。
次はいよいよ、セミナーの様子。
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