2012/04/15

(4)大人の遠足・山崎蒸溜所と宇治にいってきた




セミナーは、
ハイボールの美味しい作り方 と、 シングルモルトウイスキーの利き酒大会! 笑



いや、ホントの名前は「シングルモルト楽しみ方講座 ~風土が生み出す4つの個性~」デス。




利き酒(ブラインド・テイスティング)用の ウイスキーが4つ。
その他に 奥に、山崎が2回分 セッティングされている。 


おつまみは、
・カボチャの種らしきものが入ったしっとりケーキと
・小倉山荘の厚塗りチョココーティングされたあられ
・ショップでも販売中の、サントリー特製クラッカーとナッツの詰め合わせ の3種類。




まずは、ウイスキーについて基本的な説明を受ける。

シングルとは、
モルトとは、
グレーンとは、
五大ウイスキーとは とか。


「シングルモルト・ウイスキーは個性があるので、ボトルもこんなにちがうんですよー」的な説明。


「山崎」についての説明。

でも、最後は人(職人)の鼻と舌で作られるんだよね。
スゴイよね。

「白州」の説明も。
いいなー、行ってみたいけど
結構大変なところにあるみたい。
そりゃそうだよな、世界的にも稀らしいから。

余談だけど、森ってスゴイよね、白神山地でも特殊な酵母菌が見つかって、それでつくるパンはアレルギーの子どもも安心して食べられるっていうものなんだもんね。自然森林って偉大だよな。と、改めて思うのだった。


続いて本日ブラインド・テイスティングする
スコッチシングルモルトの代表
・ザ・マッカラン
・ボウモア
の、説明を受ける。


とりあえず、全部飲んだことある or いつも飲んでるヤツだし、
特徴もはっきりしているので楽しくテイスティングできる。

早速、
ブラインド・テイスティング 開始!
ほら、見た目だけでもこんなに違う。
ちなみに一番奥がC。
時計回りに、D、B、A と割り振られていて、

ブラインド・テイスティングは Aを基準に
AとB、AとC、AとD の順で比べて評価していくやり方。


これが基準となるA。

まず、白いところにあてて、色を見る。
そして、ちょっと振って 香りを試す。
最後にちょっと。空気と一緒に含んで 試す。

もう、これは 試さずでもアレしかないってくらいはっきりわかる。笑
ちなみに、
華やかで強い甘さと長い余韻の山崎
後味スッキリの白州
山崎ほど華やかさははないが落ち着いた雰囲気はザ・マッカラン
スモークがしっかり薫るボウモア が私の表現。
もちろん、全部正解。

続いて、ハイボールの美味しい入れ方を教わる。
割ってるソーダは、
サントリー特製、山崎の天然水で作った「プレミアムソーダ」
私の場合、普段あまり炭酸は飲めない。強いと胃酸が全部洗われちゃうらしく、調子が悪くなるからだ。

けれど、スパークリングなワインやペリエだって大好きで。
飲み過ぎて調子悪くなるのは覚悟で飲んでる。

だが、このプレミアムソーダは 最初から優しい炭酸。
微炭酸ではなく、舌の感覚はしっかり残って味わえる。お酒の風味を邪魔しないソーダだった。

残すなんて勿体ない!と、ハイボールでのこったソーダもそのまま全部飲んでしまったのだが、不思議とその日調子が悪くなることはなかったのだ。

山崎の名品はお酒だけじゃなかったんだな。
ショップで見かけて 思わず買って帰ろうかと思ったが 午後から宇治に行くのにどうすんの?ってことで断念した。笑

「最後の1杯(山崎)は 好きな飲み方でお楽しみ下さい。」 と、言われたのだが、

うちのコ(=旦那)は、ボウモア以外を全てブレンドし、「これ、なかなかいいよ~!」とヘンなマイブレンデッドウイスキーを開発しておった。 私の残りも持っていかれて、飲めず仕舞いだった。 アイツどんだけ飲むねん。





こんなに盛りだくさんの内容で、参加費は1000円。
ホントにこんなんでいいのだろうか?

楽しかった。
また、絶対参加する。



これは、たぶん2010年11月8日ロンドンで開催されたISCのことで、(1)でも触れた通り、3冠の快挙を達成したことについて話している時のスライドだと思う。



ついでなので、
私が知ってる山崎(サントリー)のことについて 軽く纏めておくことにする。



  • 1923年、ウイスキー蒸溜所の建設が始まる。(つまり、日本ウイスキー発祥の地である)
  • 1年後、最初の原酒ができる
  • 白札、角、トリス、オールドが生まれる
  • 1984年、「山崎12年」が誕生(蒸溜所完成から60年後)
  • ウイスキーの命ともいう水は万葉集にも詠まれ、千利休も注目したほど
  • 発酵工程では、ステンレス製と木製の発酵槽を併用している
  • 蒸溜工程では、初溜・再溜各6基それぞれ大きさ・形状の異なるポットスチールを用いている
  • 貯蔵工程では、大きさ、形状、材質などの異なる樽を用いている
  • 樽の中の熟成度合いを定期的にチェックしている

などなど。


2010年11月8日、サントリーが手にした 3つの栄冠

◆トロフィー(山崎1984)
◆シュープリーム・チャンピオン・スピリット(山崎1984)
◆ディスティラー・オブ・ザ・イヤー


※文章内の表現では山崎12年、白州12年、ザ・マッカラン12年、ボウモア12年を省略している。




【関連ページ】


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